先に結論から。社会人がキックボクシングを続ける場合、月謝はだいたい月8,000〜16,000円台が相場です。週1回のコースなら、月1万円前後に収まることが多いです。
「習い事としては、まあこんなもんか」という金額だと思います。でも、始める前に気になるのは月謝だけじゃないですよね。入会金は? 道具代は? 続けると結局トータルいくらかかるの? ——このあたり、ネットだとフワッとした情報ばかりで、リアルな数字が出てこない。
なので、この記事では僕が実際に払ってきた金額を全部公開します。キック歴8年、これまで3軒のジムに通ってきた僕のリアルな実額です。きれいごとなしで、お金の話を正直にいきます。
まず結論:僕が実際に払っている金額
御託はいいから数字を見せろ、という人のために、先に僕の実額を出します。
【今の地元ジム】
- 入会金:16,500円
- 月額:8,800円(週1回・曜日指定コース)
【昔、引っ越し先で通っていたジム(2年間)】
- 入会金:11,000円
- 月額:11,000円(通い放題)
こんな感じです。ジムによって料金体系はけっこう違いますが、この2つが「週1コース」と「通い放題」のリアルな一例だと思ってください。相場のど真ん中あたりの、ごく普通のジムです。
月謝の相場:週1コースか、通い放題か
僕の2軒を見比べると、月謝を左右する一番のポイントが見えてきます。それは「週1(曜日指定)コース」か「通い放題」かです。
- 週1回・曜日指定コース:月8,000〜12,000円くらい
- 通い放題コース:月11,000〜16,000円くらい
今の地元ジムの週1コースは月8,800円。昔の引っ越し先の通い放題は月11,000円。同じ「月謝」でも、通える回数によって金額が変わる仕組みですね。
ここで大事なのが、金額だけで「安い・高い」を判断しないことです。僕の引っ越し先ジムは月11,000円で、今のジムより高い。でも通い放題だったので、たくさん行く人にとってはむしろお得な料金でした。逆に、週1しか行けない人が通い放題プランに入ると、1回あたりの単価がめちゃくちゃ高くつきます。
自分が現実的に週何回通えるかを先に決めて、それに合うコースを選ぶ。これがお金で損しないコツです。(このあたりの選び方は「社会人向けキックボクシングジムの選び方」でもくわしく書いています)
入会金・体験料はどれくらい?
月謝以外の初期費用も見ておきましょう。
入会金は、僕の場合は11,000円と16,500円でした。だいたい1〜2万円を見ておけばいいと思います。ただ、ジムによっては「入会金無料キャンペーン」をやっていることも多いので、タイミングが合えばここは浮きます。
体験料は、多くのジムで無料〜1,100円ほど。まずは体験で1回試して、雰囲気を確かめてから入るのが鉄則です。(体験が緊張する・怖いという人は「ジムの見学が怖い人へ」を先に読んでみてください)
あと地味に見落としがちなのが、入会時の支払い。ジムによっては入会時に「入会金+初月+翌月分」をまとめて払うところもあります。つまり始めるときは、月謝1回分だけじゃなく、ある程度まとまったお金が必要になる。ここは入会前に確認しておくと、お財布的に慌てずに済みます。
道具にかかるお金:最初から全部買わなくていい
「グローブとか道具で最初に何万も飛ぶんでしょ?」——これ、始める前によくある不安ですが、安心してください。最初から全部買う必要はありません。
というのも、体験や入会したての頃は、ジムの貸し出しグローブで十分だからです。僕も最初はしばらく借りていました。マイグローブを買ったのは、「これは続けるな」と自分で確信してからです。
参考までに、道具をそろえるときの相場の目安はこのくらい:
- グローブ(初心者向け):5,000〜10,000円くらい
- バンテージ/インナーグローブ:1,000円前後
- マウスピース(スパーを始めるなら):1,000〜3,000円くらい
つまり、道具一式そろえても1万円ちょっと。しかも一度買えば長く使えます。僕の実感として、グローブは多少良いものを選んでも、長く使えて買い替えがいらないぶん結局コスパが良いです。安物を買って半年でダメにするより、ちゃんとしたのを1個買うほうが得でした。
道具はいきなり全部そろえず、続けると決めてから少しずつ。これで初期の出費はグッと抑えられます。(グローブ・バンテージ・マウスピースの選び方は、それぞれ別記事でくわしく書いています → 「グローブの選び方」・「バンテージの選び方」・「マウスピースは必要か」)
参考までに、僕がいま実際に使っているのがこの WINDY(ウィンディ) のグローブです。正直に言うと、さっき書いた初心者向けの相場(5,000〜10,000円)より少し高いんですが、本革でつくりがしっかりしていて、これ1個で何年も買い替えずに使えています。安いのを買って半年でヘタらせるより、結局こういう「ちゃんとしたやつ」を1個買うほうが得だった、というのが8年やっての正直な実感です。
同じWINDYでも、特注カラーだと明るい色みのバリエーションがあります。ジムで気分が上がる色を選ぶのは、続けるモチベーションとしても地味に効くので、女性の方はこちらもチェックしてみてください。
【日本総代理店】WINDY BGVH ボクシンググローブ 8oz 特注カラー 別注カラー 本革 マジックテープ式 キックボクシング グローブ ミット打ち 練習用 スパーリング 価格:13750円 |
結局、1年続けるといくら?
じゃあ、トータルでいくらかかるのか。僕の今のジム(週1・月8,800円)を例に、1年間の概算を出してみます。
- 入会金:16,500円
- 月謝:8,800円 × 12ヶ月 = 105,600円
- 道具一式(続けると決めてから):約10,000円
- 合計:約132,000円 → 月あたり約11,000円
どうでしょう。「思ったより高い」と感じましたか? それとも「意外とこんなもんか」でしょうか。
僕の感覚だと、月1万円ちょっとで、運動不足もストレスも解消できて、8年経っても飽きない趣味が手に入るなら、かなりコスパのいい自己投資だと思っています。ジムに行かなくなったスポーツジムの幽霊会員より、よっぽど有意義にお金を使えている実感があります(笑)。
「行けない週はもったいない」問題との付き合い方
最後に、お金にまつわる正直な話を。
通い放題プランに入っていた頃、僕は「今週は忙しくて1回しか行けなかった…月謝もったいないな」と感じることが結構ありました。この”もったいなさ”、地味にストレスになるし、続かなくなる原因にもなります。
なので今は、あえて週1回・曜日指定の安いコースにしています。最初から「週1で行く」と決めておけば、行けない週があっても「もったいない」と感じにくい。月8,800円という金額も、心理的にちょうどいいんですよね。
自分の生活リズムに、無理なく払える金額と通える回数を合わせる。これが、お金の面でもキックを長く続けるコツだと思います。
まとめ
- キックの月謝相場は月8,000〜16,000円台。週1コースなら1万円前後
- 入会金は1〜2万円が目安(無料キャンペーンもあり)。体験は無料〜1,100円ほど
- 道具は最初は貸し出しでOK。そろえても1万円ちょっとで長く使える
- 週1・月8,800円のジムを1年続けて、トータル約13万円/月あたり約1.1万円
- 金額の「安い高い」より、自分の通い方に合うコースを選ぶのが損しないコツ
お金の話は始める前が一番不安ですが、フタを開けてみれば「続けられる範囲の趣味」です。まずは自分が週何回通えるかを考えて、それに合うコースのジムを探してみてください。無理なく払える金額で始めれば、キックはちゃんと続きます。一緒に続けましょう。
── Riv

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